オビは、カバーのサイズを基本にします。ですが、カバーと同じサイズにしてはいけません。カバーの紙厚にもよるのですが、カバーよりも左右を「2mm」ほど広くします。今回は、カバーの左右「488mm」に対して、オビは「490mm」にしました。
オビは、カバーと違って書名が入らないことが多いので、表4側の折り返し部分に書名を入れている出版社もあります。これは在庫を倉庫会社に委託している場合や、出版点数が非常に多い出版社の場合など、オビに書名がないと、どの本のオビかわからなくなる可能性があるからです。
【補足】 | 熟練の編集者のなかには「オビ」を「腰巻き」というひともいます。ほとんど死語に近いかもしれませんが。 |

下のオビの版下図をクリックすると大きくなります。


オビの天地は、決まった幅があるわけではないので、担当編集者から受けとった原稿(テキストの量など)によって自由に決めます。今回は「70mm」にしました。

カバーの背幅は「21mm」でしたが、「0.5mm」広げて、「21.5mm」にしました。少し余裕をもたせます。

オビの左右も、上記の背幅と同じように、「0.5mm」広げます。カバーの左右は「133.5mm」だったので、オビは「134mm」にします。

折り返しの左右も、カバーの左右「100mm」よりも「0.25mm」程度広げて、「100.25mm」にします。オビに書名を印刷する場合は、通常、オビの表4側の下隅に10Q程度の小さな文字で入れます。
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